G76
13/16

①真庭市蒜山吉森美田野地区農業用水路を活用した小型低落差用水力発電②西粟倉村大お茅が地区(岡山県真庭市・西粟倉村)この地区の小型低落差用水力発電は、真庭市がモデル的に導入した事案。水田耕作時期に使用する水路から取水し落差2・4メートル出力は300~1000wの発電。(兵庫県加東市)この地区の取り組みは、営農1500㎡の農地の頭上にこの地区は、ソーラーパネル★まとめ農業用水路を活用した小型低落差用水力発電は、中国電力配線に系統連携での売電を行っている。24時間の発電が可能であり売電価格がソーラー発電よりも高く利点である。西粟倉村大茅地区は平成26年12月に運転開始し、途中豪雨災害で中断したが、6年半の運転実績で投資回収が59%の状況である。農業用水路に設置することで、土地改良区や農業団体などの農地・農業用施設の維持管理経費、地域活動の取り組みなどに活用が期待できる。設置コストの課題はあるが、本町での水資源の有効活用を図るため補助制度の創設を含めて検討すべきである。ソーラーシェアリングの取り組みは、栽培する作物によって遮光率を調整する必要はあるが、新しい農地の活用方法として今後期待できる。冬期は、融雪水路などに活用するので、4月から10月までの稼働。メンテナンスはメーカーが行い、水路の取水口の清掃など維持管理は地元が行っている。全量売電し、一定額を地域の活動資金として市が地元に交付している。水力発電の開発企業が大茅地区活性化協議会の活動拠点に隣接した頭首工からの用水路に設置・試験発電を実施中である。仕様は、落差2・5m、流量0・25m/秒、定格出力1・5kwで、全量売電している。施設使用料として活性化協議会に売電金額の一部を交付し、地域の文化行事や交流活動などに活用され地域づくりに貢献している。型太陽光発電で、農地を活用したソーラーシェアリングである。太陽光パネルを設置し、パネルの下で農作物を栽培する方法である。の下にポット式ブルーベリー400ポット、遮光率45%で栽培している。農業用水路を活用した小型低落差用水力発電太陽光発電パネル設置に関する調査研究西粟倉村大茅地区の小水力発電ブルーベリーのポット栽培13 神石高原町議会だより №76 2023.10.15調査日:令和5年8月3・4日     おや         委員会報告産業建設常任委員会どう活かす

元のページ  ../index.html#13

このブックを見る